仕事をしていて
問題がないときなんてありませんね。
問題があるのが当たり前です。
優先順位をつけて
ひとつづつ問題を解決していくことで
業務も改善されていきます。
そんな問題解決の方法のひとつを
お話します。
「なぜなぜ分析」とは?
なぜ?という問いを5回以上繰り返す
「なぜなぜ分析」とは?
問題が起こったとき
「なぜ?」を繰り返し、その要因を突きとめ
対策を講じる方法です。
「系統図」に展開して
トラブルの原因を突きとめます。
「トラブル解析」ともいいます。
トヨタ生産方式のメソッドのひとつです。
製造業だけではなく
どんな業種でも活用できるものです。
活用のコツ
活用するコツとしては
- 頭の中で考えるのではなく、必ず文字に書き出す
- 勝手な思い込み、決めつけをしない
- 正確な状況・事実を把握し記入する
- 人間の心理、行動も含める
図示の仕方は様々ありますが
ここではWeb上で見やすい形で例を挙げます。
図で整理すると
問題と対策がよく見えてきますね。
出てきた対策は
実現不可能でも記入しましょう。
出てきた要因により
対策じたいを複数講じることもあります。
そのときは
可能であればひとつずつの実施をしましょう。
なぜなら
同時に複数、対策すると
どの対策が効果が出ているか
わからないからです。
また
「なぜ?」を繰り返して出た答えが
必ず正しいわけではありません。
根本的な問いかけが違うと
枝葉の答えがずいぶんと違ってくるからです。
整理するためのツールとして
活用してください。
人が関係するときは慎重に
人の心理、行動を書き出す場合
安心・安全が確保された場が必要です。
ミス、失敗したことを
勇気を持って正直に見つめていくことは
安心・安全が確保された場がないと難しいです。
担当者が自分のミスの
言い訳をしてしまうんですね。
感情的にも引きずってしまいます。
「なぜなぜ分析」の意味がないとき
「なぜ」をさらに深掘りしても
あまり意味がないことがあります。
「上司がよく不在になる」に対して
なぜ?と問うても直接の対策にはなりづらいです。
他の「対策」を実施した上で
「上司がよく不在になる」が問題になれば
新たな課題となります。
■また
「なぜなぜ分析」を実施する前に
作業工程が「見える化」されていることで
起きたトラブルの前後、並列工程の問題も
発見することができます。
【工程の見える化】も
弊社ではお手伝いしています。
数あるツールを使いこなすためには
- 何のために使うか、使う目的
- 使い方
- 得られる結果
を理解しておくことが大切ですね。
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