釣り方を身につけて釣れる喜びを感じると、人は成長する
格言で
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えろ」
という言葉があります。
魚を与えればその場の空腹はしのげるが、
魚をもらい続けないと生きていくことができませんよね。
釣り方を教えないと、自ら主体的に仕事を進めることができません。
子育てや部下を持っている上司など、
教育に役に立つ格言として長く言われています。
なかにはこの格言はもう古い、合わないという意見もあるようです。
もちろんこの格言だけで上手く人が育つわけではないので
合わないと言っているのでしょう。
現代の人の価値観は多様で、
釣り方を教えたところで、相手が魚ではなく別のものを欲しているかもしれません。
教える人、教わる人それぞれ理解のズレが生じて、
合う合わないなんてことが出てくるのが現実です。
魚じたいを外注してもよいのです。
でも、私はこの格言が好きです。
釣り方を身につけて釣れる喜びを感じると、人は成長するからです。
そんなに興味ない分野でも、丁寧に教わって出来る喜びを感じると嬉しいものです。
その成長を実感できることは、人材育成のためには大切ですね。
人材育成の3ステップ
レベル1 魚を与える = 嬉しさを感じる
レベル2 魚の釣り方を教える = 自分にもできる自信を感じる
レベル3 魚の釣り方を自分で考える = 創造する楽しさを感じる
このように考えれば、教育受ける人がそもそも何を欲しているのか、
業務を進めるためには何を教えたらいいのかわかります。
人材育成には終わりがありません。
人は死ぬまで成長するからです。
何が必要で、何ができなくて、何を身につけるべきか、
もしくは、自分にできないことは他者にお願いする(外注する)ことを考えることが大切です。
■山本五十六の名言にも関連したものがあります。
「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、
ほめてやらねば、人は動かず。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
(山本五十六.netより引用)
「人は育たず、人は実らず」のところに人の成長を感じます。
【自社でできる業務効率化の方法】をプレゼント!
社員が自然と成長する!PDFファイル【自社でできる業務効率化の方法】をプレゼントしています!
業務効率化、生産性向上・職場環境改善のための
今すぐできる業務効率化の方法と基本的な考え方を
お話をしています。
ダウンロードしていただいた方には
業務効率化のための無料メールマガジンを
配信させていただいております。
配信解除は簡単にできますのでご安心ください。
下のボタン先のフォームからお申し込み下さい。
自動返信メールにてダウンロードURLをお知らせします。